千葉県高滝湖のワカサギ釣りについて

 高滝湖は千葉県市原市にあり、ワカサギの釣れる湖としてはシーズン通して氷が張る事は無く、朝はさすがに寒いですが、陽が昇れば比較的温かい気候の中釣りが楽しめる環境にあります。ここで釣れるワカサギのほとんどが放流ものと聞いています。希に二年魚や三年魚が釣れる事があるそうですが、春にになって気温・水温が共に上がってくると、ブラックバスの活性が高くなって釣られずに残ったワカサギのほとんどが餌になってしまうと言われています。

 ここでのワカサギの釣り方は大きく分けて下の三種類があります。

・岸から釣る。

・桟橋上で釣るか、またはその先端に設置されたドーム(ビニールハウス)で釣る。

・ボートで沖に漕ぎ出して釣る。

 

 岸から釣る場合は、5m前後の延べ竿で釣ったり、あるいは投げ竿に誘導浮きで釣ったりします。遊漁料640円(税込み)のみで一番安価に楽しめます。ただワカサギが岸寄りに寄っていないと釣れませんので、釣果にはムラがあります。

 桟橋やドームを借りて釣る場合はワカサギ用のリールとロッドを使用して釣る事が出来ます。特にドーム内では1人1人の釣りエリアが狭いため短竿でないと釣る事が出来ません。

料金は桟橋が1,080円(税込み)+遊漁料、ドームが1,620円(税込み)+遊漁料となります。桟橋やドームはやや沖に出ているため、岸から釣る場合よりも有利だと思います。また雨の日や北風の寒い日などはドーム内で快適に釣りを楽しむ事ができます。しかしこちらもワカサギの回遊が無ければ大釣りは期待できないですね。

 最後にボートで釣る場合に関して、高滝湖のワカサギはシーズンによって回遊するポイントが変わってくると聞きます。ボートではワカサギの集まりそうな場所に移動して釣る事が出来るので、釣果の期待は大ですね。別の図にロープの張ってある場所と避難場所を示します。料金は1人乗り2,160円(税込み)+遊漁料と2人乗り2,700円(税込み)+遊漁料と3人乗り3,240円(税込み)+遊漁料があります。

料金はドームなどは子供料金も設定されていて釣り具のレンタルもあります、ボート釣りにはエレキなどのオプションも用意されています、詳しくは高滝湖観光企業組合のホームページに記載されています。

同じホームページにボートを繋留するためのロープ地図も用意されていますので、こちらも参考にして下さい。

シーズン(水温?)によって移動する場所

上のGoogleMapのを参考に、シーズン別の集まり安い場所の目安は

解禁(10月下旬)~11月中旬はAエリア(加茂橋の下流側)

11月中旬から12月下旬はCエリア(ボート乗り場周辺やそば屋前)

12月下旬~はBエリア(高滝湖の上流側)

に集まりやすいと聞きました。その年の水温や気温・降雨量などに依って時季がずれることは予想されますので、おおよその目安と思っていれば良いかと思います。

この情報を誰に聞いたかと言いますと、『初めてのワカサギ釣り』と言うホームページに詳しく載っていますので、こちらを参考にされた方がよろしいかと思います。

※ホームページの管理者様へ、勝手にリンクしてすみません。問題がありましたら管理人問い合わせから連絡を下さい。

ワカサギ釣りの道具について

 ワカサギ用の道具と言えば、小さい電動リールと、短めの軟調ロッドが定番だと思います。買ってもロッドとリールがセットで5,000円くらいから購入でき、初期投資はそんなに行わなくても手軽に楽しめると思いますが・・・、最初は買おうと思っていたんだですよ!どんな道具があるのかネットで探していたら自作方法のホームページが出るは出るはで、色々勉強させてもらっている内に『自分で作った方が楽しい!!』と言う結論に達しました。釣るのも楽しいし、しかも作るのが楽しければ二倍楽しめる、そんな安易な考えで始めたリール作成ですが、紆余曲折しながら二年がかりでなんと使用できるまでになりました。作り方は100円ショップの電動消しゴムや電動泡立て器などで作成する方法や、木枠を組み立てて一から作成する方法、またはバルサの木を削って作成する方法など人によって様々な方法があるようです。

 

 いずれの方法で作成しても一番苦労するのはクラッチの作成かと思います。今まで作ってきたクラッチは三種類・・・今作っているのが一番良いかも知れません。

最初に作ったのはマグネットクラッチで、マグネットを離すとスプールがフリーになり糸が送り出されます。難点はマグネットがネオジウムを使用しているため単価が高くなってしまうこと、マグネットを固定するためにクラッチが大きくなってしまい、スプールと第一ガイドが離れる事によってシャフトにラインが絡みやすく、油断するとすぐにバッククラッシュを起こしてしまい、ラインが細いので一度絡んでしまうとその場での復旧はなかなか難しいくなります。

 そこで今度は木枠を組み立てて一から作る事にしました。寸法に合わせて板を切り枠を作るのが結構手間なこと、電池ボックスからスイッチやモーターに配線するのが大変なこと、本体を小さくするために木枠の中にぎりぎりに納めるのも手間がかかったため、この機種は三台しか作っていません。ただ使い勝手は非常に良くスプールも大きめのものを用意して使用しているので、最初に作ったものよりは糸絡みは少ない気がします。あとコスパは非常に悪です、100ショップの電動消しゴムは108円で全てが購入出来るのに対して、モーターを単品で買うと140円かかり、他に電池ボックス、スイッチ、リード線、ボディ用の板材などなど、一台作る費用も電動消しゴムの比ではありません。

 そう言う訳で、もう一度電動消しゴムに戻ってクラッチの作成を一から考えています。今はスプリングでスプールを引きつけてモータを接触させ、スプリングを押し込むとクラッチが外れてスプールフリー状態にしています。ただこのバネの強さが問題でバネが強い方がスプールの遊びが少なく安定するのですが、あまり強いとクラッチをフリーにする時に指が痛い・・・特に寒い日は指に穴が空いたように痛い。簡単にクラッチをフリーにする方法をもう少し練っていきたいと思っています。